第8回はみだし塾

2012.06.18

 

「はみだしプロジェクト」は主に広告の企画制作に携わるスタッフのモチベーションアップを狙っています。

2012年5月15日、「はみだしプロジェクト」の一環で、広告クリエイターや各シーンで活躍しているアーティストの
仕事への取り組みや考え方を学ぶ「第8回はみだし塾」が開催されました。

photo by Mayumi Hosaka(hollyhock)

 


「第8回はみだし塾」のゲストは、アレックス株式会社 代表取締役社長兼CEO(グーグル株式会社 前社長)の辻野晃一郎氏。仮のテーマで「ソニーでできなかったこと。アレックスでできること」と告知していましたが、「日本人が今、持たなければいけない"地球視点"」というマクロなキーワードからスタートし、在籍当時のソニー、グーグルのビジネス(コミュニケーション)環境、また現在、辻野氏が手掛けている「日本が編み出したものを世界に発信する」プラットフォーム事業について語っていただきました。

☆辻野晃一郎氏、講義(キーワード)※抜粋

◎ビジネスモデルから考えることで、世の中の定義を変える。

◎自分のアジェンダを大事にする時代がきている。

◎「イノベーション」は、朝目覚めて突然ひらめくものではなく、日々のコミュニケーションから生まれるもの。

◎合理的なことをしても「イノベーション」はできない。

◎どんなに素晴らしいアイデアやテクノロジーがあっても、その良さが相手に伝わり、普及しなければ「イノベーション」とは呼べない。

◎最近、若者から「失敗したくない」という言葉を聞いてショックをうけた。シリコンバレーでは、行動した人を褒める。失敗したら「ナイストライ!」と声をかける。

◎日本は成功体験が足かせになっている。

◎変化に対応できない人(会社)は淘汰される。


第8回目ゲストプロフィール
辻野晃一郎 アレックス株式会社 代表取締役社長兼CEO(グーグル株式会社 前社長)
1957年福岡県生まれ。84年に慶応義塾大学大学院工学研究科を修了し、同年ソニーに入社。同社の海外留学制度により渡米し、88年にカリフォルニア工科大学大学院電気工学科を修了。VAIO、デジタルTV、ホームビデオ、パーソナルオーディオ等のカンパニープレジデントを歴任した後、2006年3月にソニーを退社。翌年、グーグルに入社し、その後、グーグル日本法人代表取締役社長に就任、グーグルの日本市場における成長に寄与した。2010年4月にグーグルを退社し、アレックス株式会社を創業(http://www.alex-x.com/)。現在、同社代表取締役社長兼CEOを務める。また、2011年7月よりKLab株式会社社外取締役、2012年4月より、早稲田大学商学学術院客員教授。著書に、『グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた』(新潮社、2010年11月20日)。
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