第12回はみだし塾

2012.11.26

 

「はみだしプロジェクト」は主に広告の企画制作に携わるスタッフのモチベーションアップを狙っています。

2012年10月26日、「はみだしプロジェクト」の一環で、広告クリエイターや各シーンで活躍しているアーティストの
仕事への取り組みや考え方を学ぶ「第12回はみだし塾」が開催されました。

Photo by Kumiko Nakajima(hollyhock)

 


「第12回はみだし塾」のゲストは、デザイナーの梅原氏。テーマは、「だまって買う、祈る、当たる」。ご自身の紹介、これまでの仕事(取り組み方・広がり)などを語ってくださいました。

☆梅原真氏、講義(キーワード)※抜粋

◎その土地にいくことで得られる空気、食。それこそが"絶対価値"

◎新幹線にいる売り子さんの話。通常ワゴンを押して販売しているが、ある売り子さんがワゴンを引いて販売。ワゴンを引くことで席にいるお客さんと顔が合う。その行為によって売り上げが3倍になった。つまり引いたことで経済を3倍にした。

◎人類はこれまで押してきた。引くことがこれからのヒントになると考えている。

◎引くことで本質が見えてくる。

◎商品やサービスの"風景"に価値を与えたい。

◎生産者の商品に対する真剣さ、向き合い方で一緒に仕事をするかどうか決めるのがポリシー。

◎夢や実行したいことを絵に描いてください。また妄想し、風呂敷を広げてください。妄想は産業になります!

第12回目ゲストプロフィール
梅原真(デザイナー)
高知市生まれ。1972年高知放送プロダクション入社。テレビ美術担当。
スペイン、アメリカ遊学後 1980年梅原デザイン事務所主宰。
デザインを一次産業再生のために使いたい。
1988年高知県土佐佐賀町・かつお一本 釣り漁業 再生のため「土佐一本釣り・藁焼きたたき」をプロデュース。8年間で20億円の産業を作り出す。 1989年高知県大方町・4kmの砂浜を巨大なミュージアムに見たてる「砂浜美術館」をプロデュース。ゼロエミッション美術館として、2000枚のTシャツが砂浜で「ひらひら」する風景を作る。2010年モンゴルでひらひら、2011年ハワイでひらひら。1995年~(株)四万十ドラマのプロデュース。「四万十のひのき風呂」、「しまんと紅茶」、「しまんと地栗」などの商品開発をベースに、流域の産業を再生する。 2005年、四万十川流域で販売するものはすべて古新聞で包もう!をコンセプトに「しまんと新聞バッグ」をプロデュース。
ベルギーをはじめ世界に展開。現在TOHOKU新聞バッグPROJECT進行中。2009年「高知県の森林率84%は日本一」に自分自身がサプライズ。森林率を誇らしく思うプロジェクト「84はちよんPROJECT」を2009年8月4日「はちよん会議」にてスタート。デザインはモンダイ解決ソフトであると考えている。「一次産業× デザイン=ニッポンの風景」という方程式で活動する。
「ニッポンの風景をつくりなおせ」(羽鳥書店)、「おまんのモノサシ持ちや!」(日本経済新聞経出版・関連書籍)、「AXIS」アクシス2011.8月号(関連書籍)