第21回はみだし塾

2014.10.15

 

「はみだしプロジェクト」は主に広告の企画制作に携わるスタッフのモチベーションアップを狙っています。

2014年8月29日、「はみだしプロジェクト」の一環で、広告クリエイターや各シーンで活躍しているアーティストの仕事への取り組みや考え方を学ぶ「第21回はみだし塾」が開催されました。


Photo by Eriko Watanabe(hollyhock) 

 


「第21回はみだし塾」のゲストは、作家エージェント コルク代表取締役社長の佐渡島庸平氏。テーマは「メディアとコンテンツの関係が変わる」。長年コンテンツに携わってきた佐渡島氏がコンテンツビジネスの未来、メディアの可能性ついて語っていただきました。

☆佐渡島庸平氏、講義概要(抜粋)

◎部署異動をせずにマンガ、小説、新書、雑誌、アニメ化、映画化、ケータイゲームの制作に携わり、"次にやりたいこと"を考え "起業"という答えにいたった 

◎マンガは約600人で支えている産業(大手出版社のマンガ雑誌編集部に在籍している人の数) 

◎出版社の価値は、持っているメディア(メディアフォルダー)

◎コルクという社名は、「ワインを世界に運ぼうと思ったら良質なコルクで栓をする。ワインを後世の人に飲めるようにするにも良質なコルクで栓をする必要がある。同じようにクリエイターが作品をつくった時、それを世界に運び、後世に残そうと思ったら"コルク"が必要である、とクリエイターに思ってほしい」と着想し、名づけた 

◎クリエイターに近い側の人間がルールを変える立場に入らないといけない 

◎コンテンツとは、人の心を満足させる商売 

◎ビジネスとは、心の動いた量をお金にかえること 

◎編集者に成り立ての頃、面白さの物差しを持とうと心がけた 

◎面白さは"親近感"と関係している 

◎ネット側の考え方からそこに相応しいコンテンツのあり方を生み出して、広げていくことが重要 


第21回目ゲストプロフィール
佐渡島庸平 コルク代表取締役社長
2002年に講談社に入社し、週刊モーニング編集部に所属。『バガボンド』(井上雄彦)、『ドラゴン桜』(三田紀房)、『働きマン』(安野モヨコ)、『宇宙兄弟』(小山宙哉)、『モダンタイムス』(伊坂幸太郎)、『16歳の教科書』などの編集を担当する。2012年に講談社を退社し、クリエイターのエージェント会社、コルクを設立。現在、週刊モーニングで連載中の『インベスターZ』(三田紀房)、月刊フィール・ヤングの新連載『鼻下長紳士回顧録』(安野モヨコ)の編集を担当している。